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【応用情報技術者】エネルギーハーベスティングとは何か

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●エネルギーハーベスティングとは
周りの環境から微弱なエネルギーを集めて、電力に変換する技術。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和元年度秋期/平成29年度春期

エネルギーハーベスティングの説明

エネルギーハーベスティングとは、周りの環境から微弱なエネルギーを集めて、電力に変換する技術です。ハーベスティングは収穫という意味です。

光で充電をする腕時計や電卓は身近にあるエネルギーハーベスティングを用いた機器の例です。

エネルギーハーベスティングでは、
・光エネルギー
・熱エネルギー
・電磁波エネルギー
・振動エネルギー
など、様々なエネルギーを利用します。

エネルギーハーベスティングは、周りにあるエネルギーを活用する技術なので、環境に優しく、電池や配線も必要が無いので、様々な用途で活用されています。

ちなみに、人が歩いた時に発生する振動を電力に変える実験を東京駅の改札で行ったところ、1日で約1000kW秒の電力が得られたそうです。これはLED照明を約17時間点灯できる電力量です。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和元年度秋期問22、平成29年度春期問20

エネルギーハーベスティングの適用例として、適切なものはどれか。

ア AC電源で充電したバッテリで駆動される携帯電話機
イ インバータ制御を用いるエアーコンディショナの室外機
ウ スイッチを押す力を電力に変換して作動するRFリモコン
エ 無停電電源装置を備えたデータサーバ

正解と解説

正解は”ウ”

ちなみに、RFリモコンとは無線リモコンのことです。